坂口健太郎「イノセンス」は期待外れの声 戦犯扱い「川口春奈」は低視聴率女優か

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未だ破られぬ最低記録

 川口と言えば、Instagramではフォロワー200万人を誇る人気者である。しかし、竹内や常磐という海千山千のベテラン女優相手に、まだ23歳の可愛い女子に責任を負わせるなんて、少々気の毒な気がする――。だが、芸能記者はこう言うのだ。

「今回は脚本もよくないから可哀想な面もあります。ただ、彼女には前科がありますからねえ。彼女がその名を広めたのは、三井のリハウスガールの選ばれたことでしょうね。宮沢りえに始まり、蒼井優や夏帆など女優の登竜門でもあるCMに出演したのが09年のこと 。この頃からモデル活動をしつつドラマにも出始め、11年に深夜ドラマ『桜蘭高校ホスト部』(TBS系)で連ドラ初主演し、映画化もされました 。12年には“来年のスターは誰!? そろそろブレイクしそうな若手女優ランキング”(マイナビ) で見事1位となり、翌13年には満を持してゴールデンの連ドラは初主演 となったのですが……」

 これには記憶のある方も多いだろう。

 13年10月期に放送された「夫のカノジョ」(TBS系) である。川口を夫の浮気相手と勘違いした主婦(鈴木砂羽)がもみ合っているうちに体が入れ替わってしまい……というコメディで、初回視聴率は4.7%、第2話でちょっと上がって4.8%――その後、この数字を超えることはなかったばかりか、第5話で3.0%を叩き出し、今世紀最低とまで言われた。結局、その後も持ち直すこともなく、打ち切りに。平均視聴率は3.87% だった。

「15年にEXILEのAKIRA主演の『HEAT』(関西テレビ/フジテレビ系)の第6話が、最低視聴率2.8%で記録を更新しましたが 、ゴールデン帯・プライム帯を合わせても全話平均3.87%(テレビ東京を除く)という記録は未だ破られていないはずですよ」(同・芸能記者)

 だが、「夫のカノジョ」には“打ち切り女王”との異名を取った鈴木砂羽も出演していたではないか。

「確かに当初は、砂羽さんが原因とも言われていました。しかし、川口がその後に出演した連ドラ(ゲスト出演を除く)は、北川景子主演の『探偵の探偵』(フジテレビ系)が平均8.1% 、天海祐希主演の『Chef〜三ツ星の給食〜』(フジテレビ系)が平均7.0% 、福士蒼汰主演の『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)が平均8.6% 、昨年夏に放送された窪田正孝主演の深夜ドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)も途中で打ち切られ 、汚名返上とはなりませんでした。彼女自身は一生懸命にやっています。でも、美人過ぎて視聴者の共感が得られないのではないか、と言われています。波留や綾瀬はるかみたいに、一見綺麗なんだけど、よくよく見るとちょっと崩れているくらいの方が、視聴者は入り込めるんですよ。もっとも、“1000年に一度の美少女”と言われた橋本環奈は、映画『銀魂』で福田雄一監督に出会ったことでドラマ『今日から俺は!』(日本テレビ系)へと繋がりブレイクという例もある。川口もいいスタッフに出会えるかどうかが今後の鍵になるでしょうね」(同・芸能記者)

 美しすぎることが罪だというのか……。いやいや、まだ始まったばかり。下を見れば、真木よう子主演の「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女(ひと)に賭けろ~」(テレビ東京系)の初回(1月21日)4.6% だってあるのだから。今後に期待しよう。

週刊新潮WEB取材班

2019年1月27日掲載

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