人気女子アナのフリー転身ラッシュ、業界トレンドは“川田裕美型”が人気

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 TBSの吉田明世アナ(30)は「昨年5月に出産した娘の成長を見守りながら働きたい」と今月一杯での退社を発表。テレビ朝日の宇賀なつみアナ(32)は「入局10年の節目に今後の人生を考えた」と3月末以降に退社――。その後はいずれもフリーアナとして活動するという。

 そこへTBSナンバー1の人気を誇る宇垣美里アナ(27)にも退社報道が……。にわかに激化する“局アナのフリー化戦線”だが、フリーアナに求められる資質とは何だろうか。

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 昨年12月にオリコンから発表された「第15回 好きな女子アナウンサーランキング」によると、上位10名は以下の通り。

1位 有働由美子(49)フリー(元NHK)
2位 弘中綾香 (27)テレビ朝日
3位 加藤綾子 (33)フリー(元フジテレビ)
4位 川田裕美 (35)フリー(元読売テレビ)
5位 徳島えりか(30)日本テレビ
6位 大江麻理子(40)テレビ東京
7位 大下容子 (48)テレビ朝日
8位 井上あさひ(37)NHK
9位 宇垣美里 (27)TBS
10位 田中みな実(32)フリー(元TBS)

 ちなみに日本テレビの水卜麻美アナ(31)は、昨年まで5年連続で1位を続けて殿堂入りした。これは2008年に殿堂入りした高島彩アナ(当時はフジテレビ[39])以来2人目の快挙であった。

 業界関係者が感慨深げに言う。

「女子アナブームを作り出したフジテレビから現役の女子アナが1人も入っていないのは、局の勢いを表したモノでしょうね。04年の第1回女子アナランキングでは、10位以内に6人もフジの女子アナが入っていましたから。ちなみにこの第1回ランキングでは、上位10位にフリーアナは1人もいませんでした。それが今回は4人もランクインしているのですから、いかにフリーアナが増えたかもわかります」

 確かにフリー化するアナウンサーは、男女を問わず増えている。最近では、局アナを持たないニュース専門の衛星放送やインターネットテレビなど、チャンネル数が増えたことからフリーアナの需要はアップしているとも言われる。

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