「本田翼」がちゃっかり“勝ち組女優”に……生意気、棒演技と酷評された過去はどこへ

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自分をさらけ出してプラスに

 民放ディレクターが語る。

「翼ちゃんの人気の根本的には持ち前の可愛さがありますが、主演やヒロインでなければ、そこそこいい味を出すんです。16年の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)では、演技は主演の石原さとみに任せて本田の可愛さだけ見られればいい、というファンが多かった。また、現場ではタメ口も親しみやすさ、天然なキャラクターも愛敬へと変わり、ゲーマーを自称するように睡眠時間を削ってまでゲームをしているようなので、遊びまくるタイプでもないので評判もいい。それでドラマ出演も途切れずに続いている。すると徐々にですが、演技も学んで来るわけです。彼女は運動音痴だそうですが、昨年の月9『絶対零度』では、スカート姿でハイキックするような、まさかのアクションが評判となり、LINEモバイルのCMでのダンスも好評でした。そしてゲーマーとして、YouTube『ほんだのばいく』でのゲームの実況中継が大評判となったワケです。もともと自由奔放な人だと思いますが、自分をさらけ出すことで、女性から疎まれることも減ってプラスに転じていったように思います」

 同年代のライバルといえば、吉岡里帆(26)や有村架純(25)、のん(25)などが挙げられるが。

「吉岡も本田同様に男性からの人気はありますが、女性からあまり人気がない。本田のように自分をさらけ出すことは難しいでしょう。有村は昨年のドラマ『中学聖日記』(TBS系)での大失敗がまだ響いています。のんはまだ事務所との修復が進展していないようですから、同年代と比べても翼ちゃんの人気はまだ続きそうです」(同)

「ほんだのばいく」が評判になった時には、女優を辞めて専業の手もあるなどとも報じられたが、放送中のドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」はゲーマーとして女優業にも繋げてみせている。

「今年公開予定の映画『空母いぶき』(若松節朗監督)では、日本最南端の島の沖合で国籍不明の軍事勢力から奪われた領土を取り戻すという、西島秀俊と佐々木蔵之介競演のストーリーですが、彼女はここでネットニュース社の記者を演じます。原作のマンガにはないキャラクターで、彼女のアテ書きといっていいでしょうね。ネット系の人がハマりそうな内容ですし、さらに評価を高めるかもしれません」(同)

週刊新潮WEB取材班

2019年1月19日掲載

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