年末年始「千鳥」が出演した番組はなんと20本! テレビ局からモテモテの理由

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ツッコミのポテンシャルとボケ力

 1月4日にはNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」を紹介する歴史バラエティ「いだてんが駆け抜けた時代」(NHK)にも出演(ノブは司会)した。

「局を選ばずに出まくりです。2人ともフリートークができますし、アドリブ力もあるから、スタッフも安心して任せられます。ツッコまれてもイジられても面白さを発揮しますから、どの番組も呼びたくなるのは当然です。仲のいいコンビですから、ロケものでもコンビとしてボケとツッコミで笑いを取れるので、台本以上の出来高が期待できるのです」(同・民放プロデューサー)

 コンビとしては、どちらの評価が高いのだろうか。

「やはりノブの笑いのスキル、ツッコミとしてのポテンシャルは高いと思います。『クセがすごい! とにかくクセが凄い! クセが凄いんじゃあ~~!』『~じゃろ』といった“決め台詞”や“キャッチフレーズ”を持っているのが強みですね。このあたりは、ダウンタウンの浜ちゃん(浜田雅功[55])やさまぁ~ずの三村さん(三村マサカズ[51])にもなかったものです。また大悟も、ボケNo.1であるダウンタウン松ちゃん(松本人志[55])の『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)で頭角を現してきており、ボケ力のレベルが高いですね」(同・民放プロデューサー)

 M-1グランプリに初出場したのは2003年(翌04年と合わせて2年連続最下位)で、下積みは長い。なぜ今になって売れてきたのだろうか。

「M-1で最下位になったのは“下ネタを使ったため”と言われており、実力はありました。ただ、特に大悟の風貌が一見、ガラが悪く見られるので、敬遠されてきたこともあると思います。しかし、瀬戸内海の島育ちのエピソードやボケ力などで、その人柄が浸透して、いかつい顔もキャラとして認められるようになって、素直に笑えるようになってきたのだと思います。また、元日の『格付けチェック』では、大悟の飲み仲間としても知られる志村けんさん(68)と同じチームで出場していましたが、大御所の志村さんに可愛がられているというのも業界的にはプラス材料でしょうね」(同・民放プロデューサー)

 さらに一つ抜け出すには、今年が勝負か?

週刊新潮WEB取材班

2019年1月8日掲載

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