この2年間テレビドラマ出演ゼロの「堺雅人」 CMタレント化を心配する声も

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

仕事せずとも食える

「他に『NHKスペシャル』のナレーションもやっていますが、『真田丸』以来この2年間で、身体を使って演じたのは、映画2本とCMだけなんです。確かに大河主演のあとに一時、仕事を減らす役者はいます。疲れもあるでしょうし、1年間演じ続けて色がつきますからね。それにしても堺の場合は、いくら何でも長いですよ」(同・民放ディレクター)

 ニュースと言えば、13年に結婚した妻・菅野美穂(41)の第二子出産が昨年12月に伝えられたことくらい。ちなみに第一子の出産は15年8月。子作りと子育て中心の毎日なのか……。

「生活は問題ないでしょう。ソフトバンクのCMだけでも1億まではいかないにしても、ギャラは6000万円から8000万円と言われていますから。でも、本人はフラストレーションもかなり溜まっているようで、仕事をしたがっていると聞きます」(同・民放ディレクター)

 働かずに不自由のない生活ができれば、この上ないが……。

「でも、事務所の上層部が、本人も知らぬ間にオファーを断っているそうです。おそらく、
脚本がつまらないとか、共演者がダメとか、主演でないと、といった理由でしょう。フジだって『リーガル・ハイ』は第2シリーズまで放送しましたし、TBSとしても『下町ロケット』のように『半沢直樹』をもう一度やりたいはずですから。そして堺もやりたいと思っているようです。だけど事務所がなかなかOKを出さない。大河主演まで果たした役者ですから、大事にしたいのはわかるのですが、業界では“このままだと堺はCMタレントになってしまうんじゃないか”と心配する声も出てきています」(同・民放ディレクター)

 役者としての倍返しはいつになるのだろうか?

週刊新潮WEB取材班

2019年1月4日掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。