「陸前高田」で4度目の奇跡「名物ジャズ喫茶主」の夢と希望と笑顔(下)

社会Foresight 2018年12月25日掲載

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店の「再開」でなく「新装開店」として冨山勝敏さん(77)の3代目「h.IMAGINE」がオープンしたのは、震災からちょうど1年後の翌2012年3月11日のことだった。場所は、最初の店があった大船渡市の街中だ。

全国から寄贈されたレコード

長年の常連客だったブティックのオーナー夫妻が、「身近にも津波の犠牲者がいる。地元の人が心を癒やし、楽しむ場を開きたい。あなたのジャズ喫茶こそふさわしい」と、店の一角を提供してくれた。

分厚い木製のカウンター、風合いのあるグランドピアノ、ジャズを聴くのに最適と言われる『JBL』の大きなスピーカー、そして三方の壁にぎっしりと並ぶ綺羅星のような名盤。...

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