中居正広と香取慎吾が「ザ!世界仰天ニュース」で“奇跡の共演”にファン興奮

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“干す”のは不可能な3人

 デビュー当初からの女性ファンに番組の感想を取材してみると、「ある意味で当然の展開だったと思います」という答えが返ってきた。

「『ザ!世界仰天ニュース』では全国からの応募に『スタッフが抽選を重ねた』と表現していました。変な人を出演させるわけにはいきません。事前に調査を行い、ふるい分けをしたのでしょう。中居くんが神経質なのは有名で、番組の中でも『他人の家には泊まれない』と発言していました。ロケ中にスタッフの指示に従い、中居くんに無礼なことをしない人が出演者として選ばれたのだと思います」

 要するに番組が必要としたのは、極めて常識的な人柄であり、なおかつ、中居のことを知り抜いている筋金入りのファンということになる。

「SMAPが解散して2人と3人に分かれましたけど、本当のSMAPファンは今でも5人、いや森くん(編集部註:森且行(44))を入れた6人を応援しています。番組に出演された女性が『新しい地図』の3人に関するグッズを持っていたことが、ジャニーズに残った中居くんの本物のファンであることを逆に証明するんです。SMAPファンは、ジャニーズ派と新しい地図派に分かれたりしません。ケンカは嫌いなんです。誰もが平和主義者です」(同・女性ファン)

 しかしながら、「新しい地図」の3人は今のところ、民放キー局の“忖度”で、新規の仕事が実現されないという厳しい状況に置かれている。番組スタッフがカレンダーなどの撤去を求めてもおかしくない。なぜ画面に映ったのかは大きな謎だ。

「私たちの間でも話題になりました。あくまでも仮説ですが、スタッフにSMAPのファンがいて、あえて放置したのではないかという推測も飛び出しています。もちろん私たちファンに真相は分かりませんが、1つだけ言えることがあります。それは、どんなにジャニーズ事務所がSMAPを過去のものにしようとしても、それに地上波のテレビ局が協力したとしても、3人の活躍が、それを許さないということです」(同・女性ファン)

 70年代や80年代であれば、民放キー局から干されれば、どんな芸能人でもタレント生命は消滅しただろう。だが、今はテレビ離れが進んでいる時代だ。稲垣、草なぎ、香取の3人はAbemaTVに出演し、洋服をデザインし、舞台に出演するなど、地上波に頼らない多様な芸能活動を実践している。

「『新しい地図』の3人が自由なイメージを獲得したのは間違いないでしょう。一方、ジャニーズ事務所が『タレントの中居正広』、『俳優の木村拓哉』と呼ぶように要請した2人は、なんだかがんじがらめになっているようにも見えます。『ザ!世界仰天ニュース』の画面から、そんな対比が感じ取れたような気がしました」(同・女性ファン)

 ちなみにデーブ・スペクター氏(64)が東スポの報道に反応し、Twitterで「元SMAP」と21回書き込み、こちらも話題となった。あれだけの国民的アイドルを“消去”するのは、やはり無理。「ザ!世界仰天ニュース」は図らずも、それを証明してしまったようだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年10月19日掲載

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