野茂に借りた3千万円めぐり訴訟 元近鉄・佐野「現状返せるのは月2万円」

国内週刊新潮 2018年10月4日号掲載

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 親しい友人に金を貸してはいけない、とはよく言われる話。返済が滞った際に、関係にヒビが入るからだ。かつて近鉄バファローズの“火消し役”で活躍した佐野慈紀(50)はその教訓を知らなかったのか、親友だった野茂英雄に借りた金を返さず、訴訟に発展。友人関係に決定的な亀裂が入ってしまった。

 野茂と佐野が近鉄に入団したのは、1990年と91年。年齢が一緒で、共に投手ということもあって、仲の良さが関係者の間では知られていた。

 スポーツ紙記者が言う。

「野茂は、“トルネード投法”で日本人大リーガーの先駆者になりました。一方の佐野は、投球の際に帽子を飛ばしてハゲ頭を晒す“ピッカリ投法”で人気者に。そのピッカリ投法は偶然の産物ですが、キャラとしての定着は、野茂がアドバイスしたからだそうです」

 後に、野茂の設立した社会人野球チームの理事を佐野が務めていたことからも、以前の2人の関係は良好だったことが窺える。ところが、金が2人の仲を変えてしまったというのだ。

 野茂の関係者の話。

「佐野が引退した2003年に野茂から借金をしたのです。金額は3千万円。10年で返済するという約束でした」

 かつて1億円プレーヤーだった佐野だが、現在の仕事は、講演活動や時折、単発の野球解説が入る程度。現役時代は風俗好きとして有名で、一晩で風俗店が入ったビルの1階から最上階まで制覇したという伝説もあるから、さては遊びのツケでの借金だったのか。

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