“就活ルール廃止”で起きる異変 大学1年時から競争に?

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「就活」の歴史をひもとくと、わが国初の就活ルールは1928年(昭和3年)に遡る。三菱財閥などが“青田買い”の禁止を申し合わせたことに端を発しているから、ずいぶんと古いのだ。ところが、すぐに抜け駆けする会社が現れて、申し合わせは形骸化。以後、大学生の採用は、約束を作っては破られるという繰り返しが延々と続いてきたのである。

 そんな、尻抜けのルールなどもう要らないというわけか、経団連の中西宏明会長が廃止に言及したのは、9月3日のことだ。

〈個人的な見解だが、経団連が採用日程を采配すること自体に極めて違和感があります〉
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