「表参道ブーム」の仕掛け人 現在は地域再生のカリスマとして活躍

国内 社会

  • ブックマーク

地域再生の成功学(1)

 バブル崩壊後の1992年――表参道に「ボルドーセラー」がオープンしたのを記憶している「アラフィフ」も多いだろう。地上げ跡地の廃屋を改装した小粋なワインレストランは、瞬く間に遊び人たちのたまり場となり、周囲には次々とオシャレな飲食店や雑貨店が進出。その後の「表参道ブーム」の先駆けとなった伝説の名店である。

 さて、その「ボルドーセラー」のオーナーだった清水義次さんは、じつは現在、地域再生の仕掛け人として大活躍しているのをご存じだろうか。岩手県紫波町、北九州市小倉、東京神田の空きビル街……何の好材料もなさそうな場所で、遊休不動産を活用したまちづくり「現代版家守」をプロデュースし、地域に活気を呼び戻すことに成功しているという。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。