「ヘキサゴン」から7年 つるの剛士は“愛国タレント”のポジション確立

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理想のパパ1位に輝く

 Amazonのカスタマーレビューで、5つ星の評価にしているものから、1つだけ引用をさせていただく。タイトルは「爽やかな愛国心の体現者」だ。

《最初にこれだけは言いたい。この本を出したことで、つるの剛士はこれからTwitterなどで色々と叩かれるだろう。ネトウヨだのレイシストだの言われるかもしれない。そういうツイートを見かけたら少し考えてみて欲しい。そういう人たちは自称平和主義者であり、平和で差別のないお花畑のような世界を望んでいるらしい。でもその人たちの口振りはすごく下品で攻撃的、罵詈雑言のオンパレードで、平和主義とは程遠いものであることに気付くと思う》

 ベネッセが6月8日、「理想の父親トップ」に、つるの剛士が選ばれたと発表した。東京新聞の「理想のパパ1位イクメンつるのさん ベネッセ調査」(6月9日夕刊)を見ていただこう。

《「理想の父親」トップはタレント、歌手で5児の父のつるの剛士さん。ベネッセコーポレーション(岡山市)は8日、0~1歳の子どもがいる女性約500人に調査しまとめた「理想のパパランキング」を発表した。

 つるのさんは育児や家事に取り組む姿を会員制交流サイト(SNS)で積極的に発信。同社によると、選んだ人からは「リアルなパパの姿に共感するコメントが多く寄せられた」という》

 新書もそうだろうが、「ありのままのリアルな姿」を見せるのに、最も邪魔なのは羞恥心だろう。つるの剛士は、出世作の“教え”を今も守っているのかもしれない。

週刊新潮WEB取材班

2018年7月1日掲載

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