流行語大賞候補「大迫半端ないって」 今度は日テレの“独占放映”で「大谷翔平の仇討」

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日テレには「絶対に負けられない戦い」!?

 デイリー新潮は6月6日、「各社『大谷翔平』で特需も… 『日テレ』が動画を放送できない事情」という記事をアップした。

 日テレだけが、大リーグのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(23)の動画が使えない理由を関係者に取材し、

《「テレビ局はメジャーリーグの放映権を代理店と契約しますが、日テレは契約していないため映像が使用できない」》

と解説してくれたという内容だった。つまり、ちょうど今回とは真逆の状況なのだ。

「『江戸の仇を長崎で討つ』という諺がありますが、日テレからすると、まさに『大谷の仇を大迫で討った』ことになるのかもしれません。独占使用にしたくなる気持ちも分からなくはありませんが、国民的な関心事です。情報番組といっても報道であることには変わりありません。特例として他局に使わせてもいいような気はします」(同・関係者)

 ちなみに25日(日本時間)のセネガル戦では後半15分、柴崎岳(26)のパスを、何と大迫が空振り。2試合連続の「半端ない」活躍とはならなかった。

 日テレ以外の民放各局は胸を撫で下ろしたかもしれない。こういう現状を笑い話にすることは可能だし、きっとテレビ業界ではシビアな現実なのだろう。だが、やはり視聴者不在の不毛なバトルであることは間違いないはずだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月28日掲載

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