スポーツも学問も「西高東低」に生き残りをかける「秋田県」の挑戦

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 前回、城下町に由来する都市では、剣道や柔道などの武道が盛んである一方、球技が弱いことをご紹介した(2018年5月14日「『剣道』薩摩『柔道』阪神という発展の『地域格差』を考察する」)。野球、サッカーに代表される球技の多くは海外から導入された。神戸や横浜など港町が強いのも頷ける。

 勿論、例外もある。例えば秋田県だ。その経緯が面白い。今回は秋田県のスポーツ事情から、日本の近代化を考えたい。

かつてはラグビーやバスケの強豪県

 秋田県といえば、どのようなイメージをお持ちだろうか。...

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