「麻酔科医」の目から見た子供を取り巻く世界の手術環境

国際Foresight 2018年5月18日掲載

  • 共有
  • ブックマーク

【筆者:脇本麻由子・大阪警察病院麻酔科医】(詳細プロフィールは本文末尾に)

 私は麻酔科医です。麻酔科医になってから、10年が経ちました。3年前に、勤めていた子ども病院を退職し、1年間、さまざまな開発途上国の手術麻酔のボランティアに参加しました。この経験を基に、子供たちをとりまく世界の手術環境について皆さんに少しお話しようと思います。

 まず、統計についての話をします。国連によると2015年時点での世界の人口は74億人で、2050年には100億人に達すると予測されています。...

記事全文を読む