第2次世界大戦における戦費の総額はどの程度だったか?

国際Foresight 2018年5月10日掲載

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 第2次世界大戦は、国家の総力を挙げた戦いだった。

 それまでの大戦争も、軍事的な戦略だけではなく、その背後にある国家の経済力の戦いであった。このことが、第2次世界大戦の時ほどはっきりと表れたことはない。

 日本は無謀な総力戦に挑み、そして破れ去ったのである。

 では、戦費は、具体的にどの程度の規模であったか? そしてそれは、どのようにして賄われたのか?

 これに関しては、戦後に大蔵省が編纂した『昭和財政史(戦前編)』に資料がある。

 それによると、日華事変(1937年~1945年)と太平洋戦争(1941年12月~1945年8月)の戦費の総額は、7559億円だ(表1参照)。...

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