朝ドラ「半分、青い。」で29歳「佐藤健」が高校生役 違和感なしの驚愕

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31歳で高校1年生

 だが、上には上がいる。「週刊新潮」は昨年、「『広瀬すず』『竹内涼真』ひっぱり凧の陰に芸能界“重大”問題」という記事で、10代の役を務められる10代の男優がいない、という状況を掲載の表と共に報じた。

 高校2年生を演じてから3年後に高校3年生を演じる佐藤にも驚きだが、目を引くのは小栗旬。映画「信長協奏曲」で、31歳にして高校1年生を演じていたのだ。

「“タイムスリップした高校生が、自分と瓜二つの織田信長に出会う”というストーリーだったので、これは信長寄りのキャスティングだったのかも。昨年公開の映画『君の膵臓をたべたい』ではさすがに無理と判断したのか、高校生の主人公『僕』の12年後の姿が小栗で、『僕』は別の若手が演じていましたから」(同)

 先の記事では、男優に若作りを強いる状況を招いているワケを“大コケを恐れる制作者側が、知名度のある役者ばかりオファーするから”と分析している。若い新人がいないわけではなく、起用されないだけ、というワケだ。

 今後「半分、青い。」は時を重ね、現代まで到達する予定だそう。実年齢に近づき、やがて追い越す佐藤健を、お楽しみあれ。

週刊新潮WEB取材班

2018年4月21日掲載

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