香港議会「補選」:中国の圧力をギリギリ押し止めた民主派勢力の「明日」

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 香港の立法会(議会)の補欠選挙の投開票が3月11日に行われた。空席の4議席を争ったもので、民主派勢力の候補が僅差で2議席を獲得。2014年の「雨傘運動」以来若者に広がったアンチ中国などの政治意識の高まりに対して強い危機感を抱き、香港の民主化にかつてない攻勢をかけている中国政府の圧力を、かろうじて民主派勢力が押し止めた形となった。

 香港の選挙は変則中選挙区型なので基本的に複数の議席を争うものだがが、補欠選挙は「建制派」と呼ばれる親中派と、民主派による事実上1対1の対決構図となった。...

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