ついにネット解禁で「ジャニーズ」vs.「元SMAP3人衆」の新たな戦線

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自信がある

 なぜ、方針転換したのか。

「時代の流れもありますが、元SMAPのメンバー3人と新事務所を立ち上げた飯島元マネージャーのことも影響している」

 解説するのは、別の記者。

「脱退組3人が、昨年、ネット番組で好評を博し、さらに香取がインスタグラム、草なぎがYouTube、稲垣がブログというように、SNSやネットで情報発信をしています。それに対抗するため、というわけです」

 ただし、ネットやSNSの利用に踏み切っても、敵とまったく同じ土俵に上がるのは、避けているようだ。

「正月放送の明石家さんまとキムタクの番組で、インスタグラムを始める企画があり、キムタクにも話がいったのですが、事務所からNGが出た。インスタグラムは脱退組が手を付けているのでファンの取り合いになり、自滅の可能性もあるからでは」(テレビ関係者)

 この点について、ジャニーズ事務所の代理人は、「ご指摘のような事実はありません」と回答し、「2006年から、肖像写真のネット使用を部分的に開始し、その後、使用する素材・掲載サイト等を段階的に広げるなどして対応してきたものであり、今回もその取り組みの一環です」

 この先、「帝国vs.脱退組」の戦いはどうなるのか。

「脱退組のレギュラー番組は4月に稲垣の1本しかなくなりますが、飯島さんはジャニーズのネット解禁を聞いて笑っていたそうです。事務所在籍時から、自分がネットの扱いに長けていたという自信があるのでしょう。ただ、ジャニーズには資金力がある。一旦、舵を切った以上は、ネットの専門家を集めればよいだけ。今後、大勢いるジャニーズ・タレントが情報発信を強化したら、脱退組3人のSNSも飽きられてしまうのでは」(芸能デスク)

 戦いの行方やいかに?

週刊新潮 2018年3月1日号掲載

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