“盤”に埋まっていた40億円 国民栄誉賞「羽生」「井山」の凄さ

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「グラウンドにはゼニが落ちている」。そう語ったのは、球界の名伯楽、故鶴岡一人・元南海監督だ。将棋で「永世七冠」を達成した羽生善治竜王(47)と、囲碁で2度目の七冠独占を果たした井山裕太七冠(28)に、国民栄誉賞が授与されることになった。これまでに、2人が「将棋盤」「碁盤」のグラウンドで稼ぎ出した賞金は合わせて40億円に上るという。

 現在、国民栄誉賞は23人の個人と1団体が受賞しているが、棋士の受賞はこの2人が初めてとなる。

 まずは、羽生竜王だが、12月5日、前竜王の渡辺明棋王(33)を破り、史上初の永世七冠に。...

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