歴史的連敗「巨人」で首筋が寒い人たち

野球週刊新潮 2017年6月15日号掲載

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マフラーも出しとく?
(Ship1231/Wikimedia Commons)

 6月だけど、そろそろ“ストーブ”の準備をしなくてはいけない。

 南半球? いや、東京ドームの話である。

 球界で“ストーブリーグ”といえば、シーズン終了後の契約更改や人事異動の話題を指すが、6日、球団史上ワースト、42年ぶりの11連敗を喫した巨人は、“真夏のストーブリーグ”を目前にしているのだ。

「最も首筋が寒いのは、堤辰佳GMです」

 と大手紙デスクが語る。

「巨人は昨オフ、FAで陽岱鋼、山口俊、森福允彦の3選手を獲得するなどかつてない大型補強を断行しました。ところが、ナベツネこと渡辺恒雄元会長が5月に観戦した際、“(FAの)3人、ここにいないじゃないか。見る目がなかったんじゃないか”と補強策にダメ出しした。つまり、責任はフロントにあり、と明言したのです」

 早ければ、オールスター休み中にクビもありうるというが、“フロント主犯説”には異論もある。

「そりゃあ、11連敗のなかには明らかにおかしな采配もありましたよ」

 とスポーツ紙G番記者。

「例えば1日の楽天戦。5回無失点と好投するルーキーの池田をなぜか降板させ、その直後に逆転されました」

 翌2日のオリックス戦では、大量8人を2軍と入れ替える大改造に着手したが、

「3点リードの8回の守備で、2死から四球の走者が出ただけでビビッて守護神マシソンを投入。その回は抑えたものの、イニング跨ぎの9回に連打され同点に。さらに延長11回裏の攻撃で、1点ビハインドにもかかわらず1死1塁からバント、しかもスリーバントを指示し、失敗した」(同)

 4日の試合も、誰が見ても代打という好機に代打を出し惜しむ采配があり、解説者たちから問題視された。

「堤GMは由伸監督にとって慶應大野球部の先輩。もしその後ろ盾を失ってしまったら、次は……」(同)