時価総額230兆円 東証が熱烈誘致「サウジアラムコ」の威力

企業・業界週刊新潮 2017年3月30日号掲載

 46年ぶりにサウジアラビアの国王が来日した。その目的は“脱石油”への協力要請。わが東京証券取引所も商機とばかりに、サルマン国王(81)がチラつかせる“美味なる果実”を得ようと必死になっているのだ。

 サウジアラビアは、歳入の約8割を石油販売が占めている。原油埋蔵量は世界最大級の2610億バレルだが、シェールガスの影響などで原油価格が下落し、国家財政が逼迫しつつあるという。国際ジャーナリストの山田敏弘氏によれば、

「サウジでは労働者の8割が外国人。これまで彼らの“給与”は課税対象外でしたが、今年7月から所得税の徴収を始めるほど厳しい。

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