腎臓・乳がんに効果、マイナス185度“アイスボール”療法

ライフ週刊新潮 2016年11月10日神帰月増大号掲載

 体の表面から刺される特殊な針は、直径わずか1・5ミリ、長さ15センチほどだ。超音波、X線透視とCTが一体化した「Angio-CT」などの医療機器が映し出す画像を駆使して、その針先が正確にがん病巣に突き刺さった。治療が開始されると腫瘍はみるみる氷の塊、アイスボールで覆われていく。がん細胞を凍らせ死滅させる「凍結療法」は、苦痛や体への負担がなく、効果は絶大。患者には夢のような最先端治療法なのである。

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 CTやX線、超音波などでがん細胞を確認しながら治療を進めるIVR(画像下治療)。

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