「生き甲斐が病院通い」という皮肉 現役医師の問いかける根源的な問題

社会 2016年11月25日掲載

■治療の先ではなく「治療」そのものが目的になる

 高額すぎると問題になっていた、がん治療薬のオプジーボの薬価が引き下げられることや、高齢者の医療費の自己負担を増やす方向で検討されていることなどが次々報じられている。
 健康な若い世代にとってみれば、歓迎すべきことだろうし、国家財政を考えた場合にも当然の方策なのだろう。また、ある程度年を重ねていても、こんな風に考える方もいるのではないだろうか。
「そもそもある程度年を取って、病気になったら、もうそれを受け容れるしかないのではないか。

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