田舎暮らし3年で「罠猟師」への道!(1)

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 都会生活に疲れ、田舎暮らしに安寧を求めたノンフィクションライター・清泉亮氏。移住から3年、新たな歩みを始めていた。近年、その存在が注目されている「猟師」への道。まずは免許を取るべく、国家試験に挑んだのである。

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 深夜、毛布を羽織り、静かにウッドデッキに出てみると、新月の晩にもかかわらず、地上には木立の濃い影。天の川の星明りだ。不意に視線を感じ振り向けば、角を持つ見事な巨鹿がこちらをじっと見つめている。田舎暮らしを始めてから3度目の冬を迎えようとする晩秋、野生の逞しさと向き合いたくなった私は、ついにある決心をした。...

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