新商品相次ぐ「ラップ口座」の損得勘定

企業・業界週刊新潮 2016年2月4日号掲載

 2015年、投資信託の資金流出入額は、1年間で約13兆円の流入超。昨年末の純資産残高は98兆円弱で、3年連続で最高額を更新したという。

「その原動力となったのが、“ラップ口座”だったという指摘があります」(投資アナリスト)

 ラップ口座とは何か。簡単に言うと、顧客と投資一任契約を結んだ証券会社や信託銀行が、個人投資家の資産運用や管理を行うというものだ。

「投資家が支払う手数料が、運用資産残高に応じた一定の割合となっており、その中に売買手数料や口座管理料、運用報酬などが“包まれている”ため、英語で“包む”を意味する“ラップ”が付けられた」(同)

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