「田中俊一原子力規制委員長は総理大臣よりも偉い」規制委員会の越権行為を指摘 〈原子力の専門学者座談会 御用学者と呼ばれて(3)〉

社会週刊新潮 2016年1月28日号掲載

 時に“御用学者”と誤解をされる、4名の専門家による座談会。原子力規制委員会が、馳浩文科相に対して行った勧告は、高速増殖炉「もんじゅ」の運営を日本原子力研究開発機構(JAEA)に代わる主体に委ねるべき、というものだった。この勧告に対し、岡本氏は“もんじゅの安全性とは関係がなく、世間に誤解を与えてしまう”と指摘。今回は、規制委員会という存在を考える。

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【澤田哲生/東京工業大学助教(原子核工学)】 モノの本質が見えていない規制委員会が、もんじゅに関する勧告を出したわけですが、安全を監視すべき規制委員会が、運営主体を交代しなさいと勧告して、もんじゅの運営に切り込むのはおかしい。

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