【軽減税率】自民が公明案を飲むハメになった、その「首謀者」とは

政治週刊新潮 2015年12月24日号掲載

 コインに裏表があるように、「軽減」の背後には「負担」が控えているようだ。ある人物が“辣腕”を振るい、軽減税率の対象が拡大された。しかし、財政再建は遠のく上に、露骨な公明対策の感は否めず……。

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「『彼』は税の何たるかが分かっていない」

 総理官邸によって更迭された自民党の野田毅前党税調会長は、消費税を10%に引き上げる際に導入する軽減税率の対象が広がったことを受けて、周囲にこう不満をぶちまけた。

 また、野田氏の後任として自民党税調会長の座に就いた宮沢洋一・前経産相は、軽減税率に関する公明党との協議が思うように進まないと、オフレコで、

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