英国は「諜報員2000人」リクルート作戦

国際週刊新潮 2015年12月3日号掲載

 ジェームズ・ボンドの出身大学を御存知か。英国秘密情報部(SIS)、通称MI6への就職に大学名は問われないが、ボンドは名門オックスフォード大卒。実は同大→MI6のルートはグレアム・グリーンやジョン・ル・カレといった作家も辿った王道。諜報の世界に精通する外交ジャーナリストの手嶋龍一氏によると、同大には伝説的なリクルーターの教授が存在したという。

 ことほど左様に、スパイには高い知性と国家への忠誠心を疑われぬバックグラウンドが要求されるわけだが、

「キャメロン首相は15日、パリでのテロ事件を受けてMI6やMI5(機密諜報部(SS))、米NSAに相当するGCHQ(政府通信本部)といった情報機関を強化するため、諜報員2000人を公募すると発表しました」(国際部記者)

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