「シールズ」美人メンバーが「添い寝マッサージ」でバイト中

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 さる大都市の繁華街にある、いかがわし気なマッサージ店。そこで男性客にミニスカ姿で添い寝していたのは、反安保法案で名を馳せたシールズの勇猛果敢な才媛、西日本の支部の美人メンバーだったのである。

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 この夏、安保法制に反対して国会前でマイクを握り、数々のイベントでも社会への不満を口にしてきた小川麻紀さん=仮名=。

 安倍政権を「命を馬鹿にしている」と批判し、「弱い者にしわ寄せがいく」という今の社会を憂い、「路上に立ちながら理想を語る」ことで社会を作っていきたい、と抱負を語る彼女は、全国紙や政党機関紙にもたびたび登場してきた。

 行動するに至った背景には、彼女なりの挫折もあったらしい。良い子でいることを求められ、偏差値で人間を評価するモノサシを自然に受け入れてきたが、大学受験に失敗。以来、自暴自棄気味に“自分探し”をするなかでシールズに出会い、「行動し続ける」べきだと悟ったのだそうだ。

 そんな小川さんそっくりの女の子が、美少女を描いた萌え系のイラストに並んで「イチャイチャ」という文字が躍る店の前で、“自分”ならぬ“客”探しをしていたのは11月下旬の、とある日のこと。だが、チェックのスカートにワイシャツ、カーディガン、それにスカートと同じ柄のネクタイという女子高生の制服姿だから、大学生の小川さんのはずはないか。

 念のために、どんな店なのか常連客に聞くと、

「“学園系エステ”“JK(女子高生)リフレ”などと呼ぶ業態で、性的サービスはないけど、指名がほしくて“裏オプション”に応じる子もいる。僕はこの店で、おっぱいを触らせてもらったこともあります」

 えいっ!とばかりに、60分8000円の“添い寝リフレ”なるコースを予約して、その子を指名した。

■これも自分探し?

 薄いカーテンで仕切られた“部屋”で待つと、例の“制服姿”のその子が登場。手を揉んでくれたのに続き、うつ伏せの記者に跨(またが)ってマッサージ。お尻の弾力と生足の温かみが伝わる。10分ほどで添い寝が始まった。

 それにしても小川さんにそっくりなので、「シールズの小川さんでしょ?」と尋ねてみた。すると、あっさり「うん」と認めたのだ。

 小川さんは「お金があればひとりで生きていけるから」と言いながらも、どうも金銭目的で働いている様子ではない。

「こういうバイトを運動が受け入れられないとしたら、おかしいと思う。ファミレスとかケーキ屋さんでバイトしている子ばっかりって、そんな幸せな社会運動、ありえないでしょ」

 いわば実験的に“自分探し”の一環として、見知らぬ男性と添い寝をしながら、逞しく働いているということか。だが、その一方、

「ここで働いているのは半分賭けみたいなもので、どっかでバレるなって。そうしたらシールズも辞めるつもり。バレたら、社会的にアウトですよ」

 逞しいけれど、やっぱり乙女心は揺れている。バレたらマズイと思うなら、辞めたほうがいいんじゃないかな?

「ワイド特集 絶頂期の盲点」より

週刊新潮 2015年12月3日号掲載

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