『ギャラクシー街道』大苦戦で問われた「三谷幸喜」才能の限界

映画週刊新潮 2015年11月12日号掲載

“時間とお金を返せ”“三谷作品一番の駄作”“役者が気の毒”と、まぁ、映画レビューサイトでは『ギャラクシー街道』に対する酷評の嵐が吹き荒れている。とはいえ、監督は来年1月スタートの大河ドラマで脚本を手掛ける巨匠・三谷幸喜。ネット上の評判だけで判断するのは性急と、劇場を訪れたものの、目につくのはやはりアラばかりで――。

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 公開1週目に当たる10月30日の金曜日、有楽町マリオンのTOHOシネマズに足を運んだところ、上映前の客席に漂っていたのは期待感ではなく、不穏な空気だった。

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