「ペルー人通り魔」に妻と娘2人を奪われた「悪夢の夕べ」

社会週刊新潮 2015年11月5日号掲載

「もう一度だけ妻と話がしたい。そして、娘たちと遊びたい。それ以外に望むことは何もありません……」愛妻と愛娘2人を喪った遺族の男性(42)は、重い口を開くと、そう切り出した。彼を絶望の淵へと追いやったのは、わずか3日間で立て続けに6人が犠牲となった未曾有の惨劇。残された者が語る、無念と怒り、家族への思いとは――。

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 事件が起きてからの1週間は、ほとんど眠ることもできませんでした。それまでは毎晩、妻子と同じベッドで寝ていましたからね。1時間ほど仮眠を取っても、目を覚ます度に「あぁ、本当に1人きりになってしまったんだな」と思い知らされる。

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