[野球賭博]巨人・福田投手がOBに話した「“いくらでも弘道会、動かせますよ”」

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 世間を騒がす巨人軍の野球賭博問題は、調査が進むにつれ次から次へと新たな“関与者”が現れ、球界を覆う霧が晴れる見通しは立たない。その最中、疑惑の第一号である巨人軍・福田聡志投手(32)が、反社会的勢力と自身との関係を口にしていた。

 件の発言が飛び出したのは、福田投手の母校「和歌山県立伊都高校」の野球部OBたちによって行われた昨年末の忘年会でのこと。野球部出身の30代が20人以上集い、和気藹々とビールや焼酎を酌み交わす場だった……が、参加したあるOB氏によれば「“いくらでも弘道会、動かせますよ”なんて、(福田投手が)勢いよく話し出したんですわ」という。

 弘道会といえば、分裂騒動に発展した六代目山口組・司忍組長の出身組織。プロ野球選手の口から挙がるとなれば、酒席の戯言としても看過できない名である。

 が、福田投手は、自らその関係を裏付ける“証拠”を見せつける。

発言が飛び出した“現場”の居酒屋

「こいつは何を言うてるんやという空気が漂ったんやけど、福田はそれにお構いなしで、今度はスマホを取り出し――」(先のOB氏)

山口組六代目組長・司忍。持ちつ持たれつ!?

 これらを報じる10月29日発売の「週刊新潮」によれば、忘年会を終えた福田投手は、同級生と連れ立ち“とある店”へ。取材を進める過程では、高校時代からその片鱗を覗かせていた、福田投手のバクチ癖についての話も出た。

 さらに記事では、同じ巨人軍・笠原将生、松本竜也両投手と山口組との関わりについても言及し、彼らと共に賭博に興じた人物の素性も明らかにしている。他の選手にも事件が飛び火することもあり得る。賭けてもいい。

週刊新潮 2015年11月5日号掲載

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