熟年離婚はできない現実 激増する「老後破産」(4)

社会週刊新潮 2015年9月10号掲載

『老後破産 長寿という悪夢』(新潮社刊)という本が話題を呼び、高齢化社会の日本でにわかに現実味を持って語られはじめた「老後破産」という現実。当連載では住宅ローンや資産運用、社会保障費が原因で苦境に陥るケースをみてきたが、最後に家族関係の問題について考える。

■年金分割制度はできたものの

 ファイナンシャル・プランナーの紀平正幸氏によれば、

「熟年離婚によって破産に近い状態になる例もある」

 といい、その際、男性よりも女性、それも専業主婦が危険だという。

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