港区の高齢者夫婦は4人に1人が生活保護レベル 激増する「老後破産」(3)

社会週刊新潮 2015年9月10号掲載

 豊かな老後を目指し現役時代まじめに働いてきた人々が、苦境に陥るケースが激増している。『老後破産 長寿という悪夢』(新潮社刊)という本も話題を呼んでいるが、誰もが他人事とは思えないデータがでてきた。

 当連載では住宅ローンや資産運用から破産に追い込まれる人々をみてきたが、そのように老後の生活を追い詰められているケースは、はたして例外なのだろうか。明治学院大学社会学部の河合克義教授は、

「2012年に東京都港区の、75歳以上の高齢者を含む2人世帯を調査したところ、高齢者夫婦のみの世帯については、年収250万円未満の世帯が26・3%を占めました。

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