“炎天”甲子園 を睨むスカウト「閻魔帳」

野球週刊新潮 2015年8月13・20日夏季特大号掲載

「正直言うと、この夏の甲子園はちょっと寂しいな」

 と呟くのは、さるプロ球団のスカウト氏である。

「152キロ右腕の高橋純平(3年)を擁する県岐阜商はじめ、大分商や履正社(大阪)など注目選手がいるチームが地区大会で負けてしまったからね」

 だが、嘆いているばかりでは仕事にならない、とスカウト氏はリストを片手に甲子園に通い詰める。

 では、そのリストの一部を少々覗かせていただこう。

「まず、一番楽しみなのは、147キロ左腕の小笠原慎之介君(神奈川・東海大相模3年)。

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