史上初「本塁打&盗塁王」に挑むヤクルトの若武者

野球週刊新潮 2015年8月6日通巻3000号記念特大号掲載

 残り物には福がある――。後半戦早々、首位に躍り出たヤクルトの首脳は、この諺(ことわざ)を反芻(はんすう)しているはずだ。

 2010年ドラフト会議でのこと。ヤクルトは早大の斎藤佑樹投手(現・日本ハム)を1位指名するが抽選で外し、次の外れ1位指名も重複して抽選で外した。結局、外れの外れで1位獲得したのは履正社高の山田哲人内野手(23)だった。

 スポーツ紙デスクが語る。

「入団会見では特技の逆立ち歩きを披露していましたが、性格は地味でシャイ。周囲に気を遣い過ぎて、1、2年目は実力を発揮できませんでした。

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