妻思いの65歳「自治会長」を背後から刺した「17歳強殺犯」の育ち方

社会週刊新潮 2015年7月30日号掲載

 梅雨明けを待つ今月12日夜のことである。“名古屋のベッドタウン”こと愛知県日進市の住宅街で、妻思いと評判の自治会長が背後からナイフによる急襲を受け、絶命した。犯人は17歳の高校3年生。この強殺犯を胚胎させた環境とは、どういったものだったのか。

 ***

 市内に少しばかり散らばる水田や畑は、あたかも周辺の“変化”から取り残されたことを恥じ入るように拡がっている。

 愛知県日進市は、名古屋駅までクルマで30分ほど。電車なら、名古屋市中心部にも豊田市にも1本で行くことができる。

...

記事全文を読む