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「老後の蓄えを」で無理な資産運用から生活保護に 激増する「老後破産」(2)
悠々自適の豊かな老後――。たいていの人は現役時代、汗水たらして働きながら、そんな日々を心に描いているはずだが、真逆の現実に苛まれる人が激増しているという。いまや誰が陥ってもおかしくない「老後破産」。「激増する『老後破産』(1)」では住宅ローンの返済計画の破綻から破産に追い込まれるケースをみてきた。
ファイナンシャル・プランナーの紀平正幸氏は老後破産の予防策として、「無理な資産運用をしない」ことを挙げ、こんな例を示す。
「私のところに相談にきた自営業の方は、還暦を機に事業を第三者に3000万円で譲渡しました。...
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ビットコインは「インチキ」か 日銀出身の経済学者が解説
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の私設取引所「Mt.Gox(マウント・ゴックス)」の破綻をきっかけに、仮想通貨をめぐる論争が喧しい。
「ビットコインはインチキだ」と切り捨てる人もいれば、「いや、Mt.Gox社の問題であって、ビットコインそのものには問題がない」と考える人もいる。
はたして、どちらの言い分が正しいのか? 日本銀行出身で、『貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―』などの著書で知られる岩村充・早稲田大学大学院教授に話を聞いた。...
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