徴兵制から最も遠い「自衛隊」の真実【後編】 世界トップレベル「P-3C」の対潜能力を支えるもの――杉山隆男(作家)

政治週刊新潮 2015年5月21日菖蒲月増大号掲載

 日本周辺の海域に出没する外国艦艇を追尾し、睨みをきかせるP-3C。このプロペラ機で編成される海自の哨戒部隊は、屈指のサブマリンハンターとして畏怖されている。『兵士に聞け』の著者・杉山隆男氏は、職人芸とも評されるその対潜能力の源泉を探った。

●徴兵制から最も遠い「自衛隊」の真実【前編】 オキナワの海を守る「P-3C」搭乗記

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「日本のP-3Cは相当しつこい相手と思われていると思いますよ」

 南の国境の海を空から守る海上自衛隊の哨戒機P-3C部隊の岩政秀委飛行隊長はそう語る。

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