「横浜市立大学医学部」眼科教授と「故金丸信」主治医の白い巨塔

社会週刊新潮 2015年4月30日号掲載

 教授と助教授の身分差は、殿様から足軽頭ほどの差があいてるのやから、早く助(すけ)の字が取れるようにならんと――『白い巨塔』の中で、次期教授を狙う主人公に愛人がかけた言葉である。この待遇の差ゆえに、教授人事をめぐっては、数多の医学部で軋轢が生まれてきたが、いまその渦中にあるのは、横浜市立大学だという。

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 同大の関係者を驚かせているのは、3月末の理事長退任。当時の田中克子理事長が任期を2年も残したまま辞めてしまったのである。これについて、

「昨年の奇怪な教授選が影響しているのでは」

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