「喜多嶋舞」との長男「DNA鑑定」騒動で「大沢樹生」の本音と建前

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 アイドルグループ、光GENJIが解散して今年で丸20年。今月13日、衛星放送で元メンバーの大沢樹生(45)主演のドラマ「ジゴロ in シェアハウス」が始まった。この間、彼が最も注目を浴びたのは、長男の「DNA鑑定」騒動であろう。で、今度は、今回のドラマ撮影の合間、大沢が長男の“実の父親の名前”を漏らした、との話が流れている。

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 大沢の前妻は、女優の喜多嶋舞(42)である。大沢が彼女との間に生まれた長男(18)のDNA鑑定を行ったのは2013年2月。「父子の確率は0%」との結果が出たため、その年の夏、大沢は東京家庭裁判所に「親子関係不存在」の確認を求める調停を申し出たのだ。

 実の父親としては、石田純一、奥田瑛二、30代後半の元俳優などの名前が挙がったが、

「先日、大沢さんが共演者に長男の父親の名を明かしたと噂になっています」

 とは、テレビ局関係者。

「今度のドラマで大沢さんは、元男闘呼組の前田耕陽さんと、俳優の柄本明を父に持つ柄本時生さんと共演しています。撮影の合間、控室でこの3人で談笑している際、前田さんが長男の父親について聞くと、大沢さんは『奥田瑛二だ』と答えた。すると、柄本さんが『すみません』と詫びたというのです」

 柄本時生の兄は、同じく俳優の柄本佑(たすく)。佑は、奥田瑛二の次女で女優の安藤サクラと結婚。柄本時生にとって、奥田は兄の義父にあたる。奥田に代わって詫びたということなのか。

■申し訳なかった

 早速、大沢に聞くと、

「私が、奥田さんが父親と言ったなんてあり得ない」

 と否定しつつ、こう語る。

「雑談している中で、長男に関する話題が出たのは事実です。実際は、前田さんが『(長男の件で)昨年は大変だったね』と言った。それで、僕は時生さんに『一連の騒動で奥田さんにもご迷惑をかけて申し訳なかった』とお詫びしたんです。むろん、時生さんは笑っていましたけどね……」

 では、結局、父親は誰なのか。家裁での調停について聞くと、

「調停は、正確な日時は覚えていないが、昨年のうちに決裂しています。今後について、今は何もお話しすることはありません」

 と、語るのみ。涙ながらに「息子は俺の子ではない」と訴えていた頃と比べれば、ずいぶん口が重い。大沢の知人によれば、

「大沢さんは、当時、周囲の反対を押し切って、マスコミの前で長男のDNA鑑定について話した。ところが、それがイメージダウンに繋がり、相当仕事が減ったそうですからね。本音では今も本当の父親を知りたい。かといって、せっかくドラマの仕事も始まったことだし、今後裁判を起こせば、また騒動を蒸し返される。現状では、静観するほかないのでしょう」

 さらに、離婚問題に詳しい長瀬佑志弁護士も言う。

「『親子関係不存在確認の訴え』の場合、『嫡出の推定が及ばない』という前提がある。例えば夫が刑務所にいたとか、性交渉がありえないケースです。大沢さんの場合、『推定が及ばない』という条件に該当せず、訴えが却下される可能性がある。仮に裁判になってDNAの再鑑定が行われ、生物学上の親子関係がないと証明されても、今までの親子関係を勘案し、法律上の親子関係を認める可能性もあります。大沢さんの主張が認められるとは限りません」

 結局、本当の父親は「喜多嶋のみぞ知る」ということになるのか。

「ワイド特集 愛と憎しみの『土壇場カップル』」より

週刊新潮 2015年3月26日花見月増大号掲載

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