イラク人女性の証言「イスラム国の女兵士が持ってきた大きい袋の中身」

週刊新潮週刊新潮 2015年2月5日号掲載

「血と砂と祈りの国」とも呼ばれる中東諸国。その一つ、イラクでもイスラム国は活動中。バグダッド南部に位置し、聖地「カルバラー」につながる都市ムサイーブ周辺も、昨年8月から激しい戦闘に晒された。一度はイスラム国に支配されたものの、約2カ月後には駆逐に成功。が、この地には混乱の中で息子を奪われ、悲嘆に暮れる母親がいた。

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 誰彼となく銃口を向け、ところ構わず爆弾を仕掛けるイスラム国は、時には敵対勢力の誘拐も攻撃の手段として活用する。ムサイーブ近郊のジュフ・サハール地区に住む女性は、イスラム国の兵士らに26歳の長男をさらわれた。

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