イスラム国がヨルダンに囚われている「女性死刑囚」の釈放を求めた理由

国際週刊新潮 2015年2月5日号掲載

 突如として事態打開のキーパーソンに躍り出たのは、1人の“女”だった。2005年、ヨルダンの首都アンマンで起こった連続爆破テロに関わり、同国で死刑判決を受けたサジダ・リシャウィ。「イスラム国」はなぜこの40代の女テロリストの釈放を要求したのか。

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〈彼らはもはや金は要求していない。だからテロリストに金を渡すことを心配する必要はない。彼らは、ただ獄中にある彼らの姉妹、サジダ・リシャウィの解放を求めているだけだ〉

 やつれた顔で英語のメッセージを読み上げる人質の後藤健二さん。

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