少女を自爆死させる「ボコ・ハラム」の狂気

国際週刊新潮 2015年1月29日号掲載

 賑やかな市場に向かって歩いていく、ひとりの少女。入口では身体検査をしている。だが次の瞬間、少女が身に着けていた爆弾が破裂し、19人が巻き添えに――。

 ナイジェリア北東部で、この凄惨な自爆テロが起きたのは、1月10日のこと。イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行だとされ、何者かが遠隔操作で爆発させたものと見られている。

「余りの酷さに言葉もない」

 と嘆くのは、現代イスラム研究センターの宮田律氏。

「少女は、自分が何を持っているのかも知らされていなかったとされます。

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