ニカラグア「大運河」掘削で「米」「中」攻防戦

国際週刊新潮 2015年1月15日迎春増大号掲載

 中国の覇権主義が、世界地図に新たな線を1本書き加えようとしている。

 昨年末に始まった、中米ニカラグアの巨大運河建設工事。太平洋とカリブ海を結ぶ全長278キロのルートは、パナマ運河の3・5倍の長さ。総事業費は実に500億ドル(約6兆円)と、同国GDPの4倍に相当する。

「中国系の香港企業が工事を請け負い、2019年に完成予定とされています。中国政府は表向き無関係を装っているものの、資本注入は間違いないと思われる」

 と現地記者は語るが、この壮大なプロジェクトが果たして技術的に可能なのかと訝る向きも多い。

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