「クラリティ法案否決」「半減期」でビットコインは売りか買いか?

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「半減期」でビットコインが上がる仕組み

 ビットコインの発行枚数が2100万枚と決められていることは先に述べた。そして、取引を台帳に記録した者にビットコインが与えられるということも(マイニング)。一方で、マイニングで得られるビットコインはだんだん減っている。具体的にいうと、09年のビットコイン誕生後、12年までは10分ごとに50ビットコイン。16年までは25ビットコインと、4年ごとに半減しており、現在は3.125ビットコインだ。

「マイニングによって得られるビットコインが減ってゆくと、逆に1枚の価値が高まり、価格が上昇するという現象が起きるのです。実際に前々回の20年5月の半減期後には、ビットコイン価格は8倍近くに上がり、前回の24年4月の半減期の後は2倍になっています。事実として、半減期ごとに暴騰してきた歴史があるのです」(同)

 すると、次の半減期はいつ?

「2028年の3月ごろと言われています。加えて、アメリカの財政は悪化しており、ドルの信任が揺らぎかねない事態が迫っている。11月には中間選挙があってビットコインに理解のある共和党が議席を減らすという予測があります。また、歳出の強制削減(財政の崖)なども予想されており、これが現実のものになればドルの価値は大きく揺らぐ。そこで注目を浴びているのがビットコインなのです。“ディベースメント・トレード”と呼ばれていますが、最近、ドル資産の下落に備えて金やビットコインをポートフォリオに組み入れる機関投資家が出てきている。世界最大級のヘッジファンド『ブリッジウォーター・アソシエイツ』の創設者、レイ・ダリオ氏も資産の15%をビットコインと金に振り分けるべきだと発言している。彼の発言は影響力が大きく、ビットコインの価格が上がりやすい環境はととのってきていると言えます」(同)

デイリー新潮編集部

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