3メートルの「壁」を跳び越えろ! 第1回「跳び箱選手権」の熱き闘い

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優勝以上の目標は自己記録の更新

 彼らが最後の跳躍に選んだ段数は、27段(290センチ)が5人、28段(3メートル)が3人、29段(310センチ)が1人、そして世界記録の30段(320センチ)に挑むのは2人。「誰かに勝つためではなく、自分の限界に挑戦する」という彼らが示した目標である。当然のことながら、その闘志の燃やし方もこれまで以上。気合が周囲にビンビン伝わってくる。

 結果は27段で成功者1人、28段で1人。29段と30段へのチャレンジは全員失敗し、世界記録は誕生しなかったが、11人の優勝者と女子の部優勝者はメダルを手に時間ギリギリまで互いの健闘を称え合った。

 この日の最高記録となる28段をたった一人だけクリアした遠藤幹斗さんはその喜びをこう語る。

「跳べた瞬間、思わず『やった~っ!』と絶叫してました。これまで27段はクリアできていたのですが、どうしても跳べなかった28段が初めて跳べたんです。優勝したことより、自己記録を更新できたことが嬉しい」

 チャレンジャーたち跳び箱への情熱は今後の大会をさらに盛り上げるに違いない。

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