ガンを飛ばされて珍乱闘… 新山千春の元夫・黒田哲史コーチの浮き沈み

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 二十数年前の巨人軍春季キャンプでのこと。三塁の守備練習で仁志敏久は“捕るより投げるが早い”超絶技を披露し、清原和博はわざとスタンドに暴投して客を沸かせていた。そんなスター選手に交じって、黒田哲史は黙々と捕球と送球を繰り返していた……。

 現在51歳の黒田は、1992年にドラフト4位で西武に入団。1軍に定着できず、2002年に巨人にトレードされるが、ここでもレギュラーになれなかった。

 彼が初めて脚光を浴びたのは04年12月。飛ぶ鳥を落とす勢いだったタレント、新山千春との結婚だった。

「美男子でしたが、無名に近い選手だったので“格差婚”と話題に。口汚いファンは“腐っても巨人”なんて揶揄していましたね」

 と、スポーツ紙デスクが回想する。06年7月に長女を授かるも、同年オフに戦力外通告。だがここで黒田は再び注目された。TBSの名物ドキュメンタリー番組「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」に妻子と共に出演したのだ。

 窮状を見かねたか、古巣西武への出戻りが決まったが活躍できず、07年に引退。

“打者に伝達されたように感じた”

 しかしその後、09年に西武の1軍打撃コーチ補佐、11年に2軍守備走塁コーチ、と指導者として地歩を固め、今季から1軍内野守備走塁コーチを務めている。なお、新山とは14年に離婚した。

 二度あることは三度ある、いや、初めてグラウンド上でスポットライトを浴びたのだから“三度目の正直”と言うべきか。9月12日の西武対日本ハム戦で、黒田は久しぶりに耳目を集めた。三塁コーチボックスからマウンド上の伊藤大海投手に詰め寄り、両軍入り乱れる騒ぎを起こしたのだ。

 乱闘は死球で勃発するのがお約束。三塁コーチと投手のトラブルは珍しい。

「試合後、黒田コーチは“(伊藤が)にらんできた”。伊藤は“球種を見破られてジェスチャーで打者に伝達されたように感じた”。三塁から右投手の癖は見抜きやすいですけど、伝達行為は禁止されています。ただ、確たる証拠はありません」

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