「神様は仲良く引き分けにした」巨人と阪神が演じた“伝説の天王山”
マジック「1」までたどり着いても、優勝は決まったわけではない。反対に、絶体絶命まで追い込まれても、まだ終わりではない。【久保田龍雄/ライター】
1973年のセ・リーグは、まさにそんな優勝争いだった。巨人はシーズン最終戦で首位・阪神を破り、わずか0.5ゲーム差で前人未到の9連覇を達成した。
その逆転Vへの大きな布石となったのが、10月11日の天王山である。序盤に7点をリードされながら追いつき、10対10の引き分けに持ち込んだ。
今も語り継がれる“アンビリーバブルな試合”。...

