「悪いのは向こうです」と言いたげ…トラブル続出・愛知アジア大会組織委“言い訳タラタラ会見”が不評 韓国メディアへの恨み節に「みっともない」の声

スポーツ

  • ブックマーク

「結果オーライ」で済ませていいのか

 こうした反論に対して出てきたのは、45の国・地域が出場するのだからもっと柔軟に対応できる体制を整えておくべきだったのではとの声だ。

「『選手が遅れた結果、空のままバスを出してしまうことが頻発していた』と言っていたが、もっときめ細かくコミュニケーションが取れる体制を整えていたら、防げた無駄でしょう。コンテナハウスでは背が高い選手が窮屈になるという懸念にしても計画段階から出ていたものです。案の定、韓国メディアに“難民キャンプ”とまで酷評されてしまった」(前出・テレビ局記者)

 各会場の準備も軒並み当初の予定を遅れており、綱渡り状態で開催してきたという。

「いくつかの会場では『電源がない』と試合前日のギリギリまで工事が続いていたと聞いています。これについての質問も出ましたが、『結果として、試合に間に合うよう作業はできている』と結果オーライと言わんばかりだった。予算削減ばかりに目が行って、そもそも“おもてなしの姿勢”に欠けていたんではと批判も出ています」(スポーツ紙担当デスク)

 しかも、広報を担当している大参孝彰・組織委事務局次長は、韓国メディアに対する恨み節とも取れるようなことまで述べたという。下記はその発言だ。

「国歌の取り違え事件については、本当にあってはならない事件であって、あれがとてつもなく大きな物事だと思ってます。それ以外のイシューについては、他の国でも一定数起きていることであって、それが国歌の取り違えの部分も含めて、連続的に報道されているのかなあ、と思っています」(22日の囲み会見での大参孝彰・組織委事務局次長の発言)

 前出のテレビ局記者が呆れて言う。

「韓国メディアを意識して『一部誤報がある』とも反論していましたが、長年、緊張関係にある国の国歌を流すと言う致命的なミスを犯したのは事実だし、宿泊・移動面では韓国以外の国からも不満が出ている。ミスを矮小化しようとしているように見えてみっともない。今回は東京五輪汚職・談合事件の影響で電通が受注を辞退しましたが、『電通が入っていれば、こんなひどいことにはならなかった』と関係者は一様に口を揃えています」

 後編【「中央日報が激しい」ここぞとばかり韓国メディアが愛知アジア大会を猛バッシングするワケ 識者は「韓国人はもう日本人を追い越したと見下している」】では、舌鋒鋭く組織委を批判する中央日報の報道内容を検証するとともに、隣国の韓国人がどう受け止めているかについても詳しく伝えている。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。